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「仮想通貨」覚えてる?
2年ほど前に流行りましたよね。
いつの間にか世間の熱も冷め、「仮想通貨なんてもう過去のもの」という意見も多い中、実はまだまだ活発に取引されています。
そんな仮想通貨 (暗号通貨・暗号資産ともいいます)の中でも代表的なものがビットコイン。
近頃、またドンドンと相場は上がっていて、
2020年12月7日現在、
1ビットコインがなんと200万円超えとなっています。

この数字は仮想通貨が世間を賑わせていた2018年とほぼ同等の高水準であり、動向が活発になっているのがわかります。
今春、コロナで大暴落
ちなみにざっくりとここ1年ほどの動向を追ってみますと、今年の春にコロナが猛威を振るい、株価だけでなく仮想通貨の相場も大暴落。
この時は1ビットコインが50万円台まで下がっていたので、
わずか半年程度で4倍までハネ上がっております。
仮に10万買っていたら40万!
100万買ってたら400万!すごい世界ですよね。
ちなみにさらに遡り、ビットコイン黎明期(1ビットコインが数円だった頃)にある程度まとまった額を購入した勇気ある人たち。
彼らはなんと億を超える大金を手にしたことから「億り人」なんて言葉まで生まれました。
億ですよ!億!
なんて羨ましい…そして恐ろしい…
アルトコインも高騰中
仮想通貨にはビットコインの他にも「アルトコイン (オルトコイン)」と呼ばれるものがあります。
どう違うのかというと…簡単に言ってしまえば「ビットコイン以外の仮想通貨」がアルトコインです。
有名なものだと「ETH (イーサリアム)」「XRP (リップル)」「XEM (ネム)」など。
いずれもビットコインよりも単価が安いので、(気分的に)買いやすいのが特徴です。
「気分的に」とした理由は、別にビットコインも200万持ってないと買えないわけじゃないですし、相場が上がれば利益が出て、下がれば損失が出るという意味では同じなんですよね。
ただし、先ほども申し上げた通り、ビットコインは仮想通貨の代表格。
コイン自体の信頼性・安定性は他のアルトコインより格段に上、という印象です。
XEM流出事件
余談になってしまいますが、以前「coincheck (コインチェック)」という取引所にて、「XEM (ネム)」の大量流出事件があったことは覚えていますか?
2018年1月、ハッキングを受けたcoincheckから580億円相当のXEMが不正に流出されました。
いやはや、もう想像が追いつかないレベルのとんでもない金額ですね。
当時、僕もcoincheckでXEMを保有しておりまして、大量の冷や汗をかいた一人でございます。
まあ、たったの50,000円分程度でしたけど…。
でもね、このXEM。
買った時の金額は10,000円なんです。
何が何やら分からないうちに突然高騰し、たしか40円くらいで買った通貨が数日で200円を超えました。
いやぁ、あの時は毎日興奮しました笑
そして相場も高値で落ち着いて来たある日、突然取引所に異変が…。
不安に思った人たちが売却・引き出そうにも、取引所全体が凍結されて一切の手出しができず。
最終的には運営サイドが盗まれたXEMを当時の相場で日本円で補填する、という形で幕を下ろすことになったのですが、
「なんか知らんが仮想通貨ってのが儲かるらしいぞ」と聞きつけて参入した、いわゆる後発組の人たちにとっては、買った時よりも安くなってしまったんです。
そしてこの事件後、「仮想通貨はもうコリゴリ」というイメージを持った多くの人たちが一斉に引退しています。
「仮想通貨なんてもうオワコン」という風潮もこの時期に生まれたものです。
じわじわと上がっている
こちらをご覧くださいまし。↓


めちゃめちゃ上がっていますよね。
ちなみに仮想通貨の相場の上がり下がりについては、その要因がよく分かっていません。
それなのに長期的に見てみると、じわりじわりと上がっているのです。
金とかプラチナみたいに世相が不安定になる程、上がるのかな?
しかしその詳しい理由は判明していません。
でも上がっているのです!(しつこい)
次に下がったら買いかも
本格的な冬が来て、コロナが再び猛威を振るいつつあります。
悲しいことですが、きっとまた世間には不況の嵐が吹き荒れることでしょう。
この記事の冒頭でも書きましたが、春夏にコロナの影響で世間が大不況になり、その時には仮想通貨も大幅に下落しました。
予想の範疇を超えないのですが、個人的にはこの冬〜春にかけて、また仮想通貨の相場は一度大きく下がるのではないかと思っています。
そしてその時こそが仮想通貨の買い時なのかも。
いつ下がるか分からないし、どこまで下がるかも分かりません。
もしかしたら下がったまま上がらない可能性もあります。
でも僕はビットコインが100万を切ったら10万くらいツッコんでみたいなーなんて考えています。
取引口座の準備をしておく
仮想通貨は一度始めてしまえばその後の取引は簡単ですが、「始めるまで」が少し面倒くさいです。
もっとも、指示通りに口座作成や必要な書類を進めていくだけなので、難しくはありません。
というわけで、まずは「早めに取引ができる状態」を作っておくことをオススメします!
coincheckのサイト内に登録までの手順を解説したページがあったので、それを貼っておきますね。↓
https://coincheck.com/ja/article/112
というわけで仮想通貨は次の下落時が狙い目かも、というお話でした。
本日のまとめ
- 現在の仮想通貨は2018年のブーム時並の高値相場
- この冬、再び大きく下落するかも
- その後は高騰する可能性大 (と思う)
- 下がった時に即買えるように、取引ができる環境だけは用意しておくべし

